Vol.10
おかきた・まり さん
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〜おかきた・まり さん プロフィール〜
「お風呂アドバイザー」
輸入タオル専門店の販売でキャリアをスタート。生活雑貨店の運営から繊維製品メーカーの商品企画へ。繊維製品品質管理士としても活動する。その後、企業の商品開発をサポートする仕事へ。
インターネットとお風呂との出会いに感動して、お風呂情報サイト【洗いの殿堂】を立ち上げる。1万通の読者投稿をもとにした地に足が着いた視点で、お風呂アドバイザーとして活動中。
お風呂から広がる製品・サービスを商う企業と生活者を笑顔でつないでいる。
お風呂情報サイト【洗いの殿堂】 → http://www.arainodendo.com/ |
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K: キレイnet O: おかきた・まりさん (順不同)
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K: お風呂アドバイザーという肩書きをはじめて耳にしました。
他にもいらっしゃるのでしょうか?また風呂アドバイザーになられたきっかけを教えてください。
O: 取材を受けた新聞記者さんから「住宅設備品メーカーさんで同じ肩書きの方を探したけれど、他にはいらっしゃらないですね」と言われたことがあります。わたしもわたし以外のお風呂アドバイザーは知らないんですよ(笑)。
実は、最初からお風呂アドバイザーになろうと目指したわけではなくて…自然に導かれてたどり着きました。お風呂アドバイザーの名付け親は、NHK関西版ニュースショーに出演した時の番組担当の方です。視聴者に判りやすく紹介できる肩書きを、とつけてくださいました。以下、少し長くなりますが、これまでの経緯をお話ししたいと思います。
ある日、タオル産地・愛媛県今治市のタオルメーカーさんから戴いたお仕事で、インターネットで、お風呂で使うボディタオルのアンケートを取りました。約2000通のメールが寄せられ、お風呂で使うタオルひとつにも、みなさんのこだわりや繊細な好みがあることに驚きました。
そして、お風呂はとても身近なのに、他人と話すことがないプライバシーな部分だと気づきました。例えば、家族同士でも、おのおのが体をどこから洗うのかさえ知りません。さらに、日本は世界でも珍しい入浴法をもつ国だと知って驚きました。
この感動体験から、お風呂について話し合い、お風呂に関心をもつ人に役立つウェブサイトをつくりたい。また、そこから仕事を創りたいと思い立ちました。それから1年後に、ウェブサイト【洗いの殿堂】をスタート。読者投稿をヒントに調べ取材して書くうちに、質問を受けるようになり、仕事にもつながってゆきました。
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- NHK TVに出演中のおかきたさん
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- 足湯をしながらのセミナーは、ココロもカラダも暖まります。
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K: 主な活動を教えていただけますか??
O: 【洗いの殿堂】の運営と、サイト上の『おすすめ商品ナビ』で、お風呂グッズやサービスをご紹介すること。
新聞・雑誌・情報誌などの媒体でお風呂記事を特集されるときに、取材にお答えし記事を監修すること。
イベントのトークショーなどで、お風呂ネタをお話すること。また、広報誌などに、お風呂ネタの原稿を書くこと。
お風呂関連の商品開発やマーケティングのアドバイスをすること。
だいたい以上の4つの活動をしています。
K: おかきたさんご自身もかなりのお風呂好きだと思いますが、お風呂タイムでのこだわり入浴法などはありますか?
O: 内臓まで温める!
洗うことよりも、内臓まで温める!…気分で体を温めることを最優先します。汗をかかない体質でしたが汗が出るようになり、年齢を重ねた現在のほうが肌の乾燥や背中のニキビがなくなりました。お風呂で体を温める習慣が、肌にいいことを実感しています。
●3回全身浴
わたしは、幸いにも心臓や血圧に問題がなく、半身浴が苦手なので、おばあちゃんの時代からの入浴法・脇までくるたっぷりのお湯につかる全身浴を楽しみます。ただし、血行促進をねらって湯船に出入りしながら3回つかる3回全身浴です。
掛け湯をして最初の1回、体洗いをして次の1回、シャンプーと洗顔をして最後の1回、それぞれ5分づつ合計15分つかります。お湯の温度40度(+−1度)とつかる時間は、棒温度計と砂時計を置いて注意します。
●洗う順番は顔→体→髪
「夜風呂派」なので、まずはクレンジングから。メイクしたまま入浴すると、毛穴がコスメで覆われていて開かないからです。クレンジング剤と蒸しタオルでクレンジングをしてからお風呂へ。肌温度が上がっているので毛穴が開きやすくスッキリ。ダブル洗顔はしないでシャワーですすぎます。(ちなみに朝は石けん洗顔です)また、シャンプーは後回しにして、髪が濡れている時間を短くします。
K: このお仕事のご苦労を聞かせていただけますか?
O: 前例がない職業なので、1つずつ商品を考え、仕事を創りださなければいけないこと。それは楽しさと苦しさの両方の刃です(笑)。
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- 日本初の住宅用ユニットバス「バスオール」
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K: 逆に、嬉しかったことや達成感を感じられたことがあったらお願いします。
O: お客様(生活者の方・企業の方のどちらも)が、わたしの情報やサービスを喜んでくださる、役立ったと言ってくださるときです。
【洗いの殿堂】の投稿を通じてご縁がつながり、日本初の住宅用ユニットバス「バスオール」を博物館に展示できたこと。
K: これまでにご自身が入浴された、または携わったお風呂で印象に残っているお風呂は?
O: 三重県・伊勢志摩にある「タラサ志摩」。日本で初めてタラソテラピーを導入したリゾートホテルとして有名です。半信半疑で出かけたのですが、体温くらいに温めた海水がもつリラックス感は新鮮です。海水は人の羊水と似ているとか。人肌に温めた海水は、もっと羊水に近づくのでしょうか。
K: 私たちが簡単にできる、キレイになれる入浴法(入浴剤とか)があったら教えてください。
O: ●泡で洗う
ゴシゴシ洗いは肌を傷めてしまうので厳禁。洗顔と同じように石けんや洗浄剤を泡立ててやさしく洗うこと。また、手先、足先など心臓に遠いところから洗います。これは、掛け湯のときも同じです。
●超軟水シャワー
洗う水には超軟水シャワーがおすすめ。超軟水とは、マグネシウムとカルシウム成分をほとんど含まない水のこと。洗顔後のつっぱりやシャンプー後の髪のきしみは、じつは、この2つが洗浄剤と結びついてできる石けんカスが原因。石けんカスのない肌や髪は、つるつる・サラサラ。水なので肌が弱い人にも安心です。
●入浴剤は流さない
入浴剤を使った日は、お風呂から出るときに流さないこと。入浴剤は温泉と同じように、肌の上に1枚のベールをかけて湯冷めを防ぐ効果をもつので、流すともったいないです。
●ラップパック
顔の乾燥が気になる日には、最後に湯船に入るときに、手元にある美容液やローション、アロマテラピー用のマッサージオイルをつけてラップでパックがおすすめ。肌が湯気ストーブで温まり速攻でリカバリーできます。
K: 最後に、おかきたさんの理想の究極のお風呂はどのようなお風呂ですか?
O: 風音と水音が聞こえる自然に囲まれて、ポカーーーンと空を見あげて浮かびながら入るお風呂。オーロラ見ながらとか、水平線や地平線に沈む夕日を見ながらとか、なんか原始人みたいですね〜(笑)
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「桶風呂」は明治から昭和にかけて滋賀県の湖北から湖東で発達したとってもロハスなお風呂です。
詳しくはHPをご覧ください。 |
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| ただ今、発売中の 「Dearディア」3月号 (エスクァイアマガジン・ジャパン社発行)の 「お風呂のプロに聞くバスタイムを温泉にする法」 にコメントが掲載されています。 |
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