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Vol.1〜Vol.5
和田裕美さん
マザー・テレサさん
オードリー・
ヘプバーンさん
オノ・ヨーコさん
宇野千代さん

Vol.6〜Vol.10
岡本敏子さん
森茉莉さん
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山本ふみこさん
中山庸子さん

Vol.11〜Vol.15
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Vol.16〜Vol.20
岸 恵子さん
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桐島洋子さん
青山昌文さん
光野 桃さん
倉橋みどりさんの「きれいになる言葉」
Vol.5 (2006.1月)
和田裕美さんの言葉
――人間は、「おんぎゃーっ」って生まれてきた瞬間に、時限爆弾のボタンを押してしまうのだと思うのです。永遠の命を持っている人は、知るところいないので、やっぱり生まれてきた瞬間にボタンをピッと押して、期限付きで人生を楽しもう!って感じで生まれてくるんだと思うのです。――
和田裕美著『幸せをつかむ!時間の使い方』ダイヤモンド社より

 時間の使い方が下手です。あれもこれもやらなければならないことは山のようにあるのに、朝、なかなかエンジンがかからないことがよくあります。
 そのことが気になっているので、「時間を上手に使うには」とか「効率よく働くには」といった本にはつい手が伸びてしまいます。
 この本の著書・和田裕美さんの肩書きは、「世界bQセールスウーマン」。英会話教材などを販売する日本ブリタニカ社で、世界142社中第二位の売上を達成したという伝説の営業ウーマン。インタビューなどにもたびたび登場されるので、ご存知の方も多いと思います。現在は独立し、営業マン育成やコンサルティングに携わっているそうです。間違いなく現在のスーパーウーマンだと思うのですが、眉間にシワを寄せて、がむしゃらにがんばるのではなく、あくまでも楽しみながら働く姿勢がステキだなと思います。
 超多忙な毎日に不満を持ったり、ムリにプライベートタイムを捻出するのではなく、「休みも取れないぐらい働けるって幸せかも…」と考えてみる。私もそうですが、好きなこと、やりたいことを仕事にしている人にとっては、ぜひマネしたい「発想の転換」です。
 さて、今回紹介した言葉は、この本のエピローグの一部です。正直言うと、この本を読んだからといって、急に時間の使い方がうまくなったかと言えば、残念ながら答えはNOです。相変わらず、あれもできなかった、これもできなかったと、思う日々を送っています。
イメージ画像でも、この本を読んで、どうして時間を上手に使いたいと思うのか…。お金持ちになりたいから?有名になりたいから?きれいになりたいから?どれもかなえばうれしいことばかりだけど、やっぱり一番大切なのは、「限りある自分の人生」を大切に生きたいからなのだと再確認できました。
 人生は時限爆弾。しかも、自分の残り時間がどのくらいなのか、誰にもわからないのですから…。

Vol.4 (2005.12月)
マザー・テレサさんの言葉
――平和はほほえみから始まります。笑顔なんかとても向けられないと思う人に、一日五回ほほえみなさい。平和のためにそうするのです。神の平和を輝かせ、神の光をともして、世界中のすべての人々から、あらゆる苦しみや憎しみや、権力への執着を消し去りましょう。――


 先日、「マザー・テレサ」という映画を見ました。マザーを演じていたのは、若いころ「ロミオとジュリエット」でジュリエットを演じ、日本の化粧品メーカーのキャラクターになっていたこともあるオリビア・ハッセーさん。彼女は若いころからずっといつかマザーを演じてみたいと願い続けていたのだそうです。
実は、ちょっとイメージが違うな、と思いながら映画館へ行きました。でも、予想は見事に裏切られました。彼女は、きゃしゃな体とノーメイクで、マザーの温かさと強さを見事に演じていました。こころを浄化するような涙があふれました。
 きっと納得のいく演技ができたのでしょう。元パートナーだった日本人歌手に、わざわざ国際電話がかかってきて、「かならず観てほしい」とおっしゃったそうです。(ちなみに彼は「観るのがこわいような気がしてまだ観ていない…」と答えたとか。先日、あるミュージシャンの方からうかがいました。)
イメージ画像 キリスト教を信仰していないわたしが、マザー・テレサの生涯や思想について、必ずしも深く理解できているかどうかは自信がありません。瀕死の人を看取るとき、マザーはかならずその人の宗教を訊ね、そして、その宗教にのっとった葬儀をしたそうです。
このエピソードからもわかるように、マザーの言葉や行動には、ひとつの宗教を超えた普遍性があると思います。
数え切れないほどのすばらしい言葉の花束の中で、わたしが一番好きなのが「平和はほほえみから始まる」という言葉です。機嫌のよいときに、愛する人に向かって、ほほえむことなら誰でもできるでしょう。でも、不機嫌なときにも、そして、あんまり好きじゃない相手に向かっても、いつもほほえみで接することは、簡単なことではありません。一朝一夕にはいかないでしょうが、そんなほほえみが自然に浮かぶような人にいつかなりたいと思っています。

Vol.3 (2005.11月)
オードリー・ヘプバーンさんの言葉
――魅力的な唇のためには、優しいことばを紡ぐこと
愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること
スリムな体のためには、飢えた人々と食べ物を分かちあうこと
豊かな髪のためには、一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと
美しい身のこなしのためには、決して一人で歩むことがないと知ること――


 オードリー・ヘプバーンのことをキライな日本人なんていないのではないでしょうか。とくに女性にとっては永遠の憧れ。わたしも映画『ローマの休日』を初めて観たときから、大きな瞳と、愛らしい笑顔が大好きになりました。とくに、あの「真実の口」におそるおそる手を差し入れたあとの笑顔…。オードリー自身にとっては、「耳まで届くような大きな口」も「大き過ぎる瞳」もコンプレックスだったなんて、人間というものはつくづく不思議なものだと思います。
 ビデオで出演作をチェックし、写真展があると聞けば足を運び、彼女の生涯について書かれた本もいろいろと読みました。少女時代、ドイツ占領下のオランダで、母親のレジスタンス運動の手伝いをして危険な目にあったり、一ヶ月も地下室に身を潜めたこと、バレリーナの夢を断念したこと、結婚に失敗したこと、映画の現場でスタッフが眉をひそめるほど愛犬家だったこと…そんなスクリーンの愛らしい彼女からは思いもよらない「不運」や「欠点」もいろいろとあったようです。
 彼女は63歳で生涯を閉じますが、この年齢を聞いて、「そんなに若くして亡くなったの?」と感じる人もいるかもしれません。私達が目にしていた晩年の彼女は、やせているせいでしょうか、実際の年齢よりもずっと年老いて見えます。
イメージ画像でも、若いときの無邪気な笑顔とは違う、慈しみを漂わせた笑顔が、とても印象的でした。この詩は、正確に言えば、オードリー自身の言葉ではなく、彼女が愛唱していたという詩の一節です。
「こんなふうに生きていきたい、でも実際にはなかなか難しいわ…」。そんなため息まじりの彼女の顔が浮かんでくるような気がして、オードリーといえば、まっさきにこの詩を思い出さずにいられないのです。

Vol.2 (2005.10月)
オノ・ヨーコさんの言葉
――お金もないし、有名でもないから何ひとつできないって言う人もいるけど、一日にひとつ、誰かにいいことをしたりとか……
3つでもいいんだけど、面倒くさいからひとつでいいわ。
それを3ヶ月続けるとあなたの人生変わっちゃうわよ。――


今年はジョン・レノンの生誕65年。この言葉はジョン・レノンのパートナー、オノ・ヨーコさんが、10月5日のYahoo!ライブトークに登場したときのもの。「自分も平和のために何かしたいと思っているが、どんなことから始めていいのかわからない」というファンからの質問に対する答えでした。
 わかりやすく、何気ない言葉ですが、わたしはこの言葉をホームページで見付けたときから、ふとしたときに、「誰かにいいことひとつ…」と心に浮かぶようになりました。 
 世界平和を願わない人なんていないでしょう。でも、それを口にしてしまうのは意外なほど難しいと思ってきました。あまりにも大きなテーマで、照れくさいような、そして、優等生ぶっているような…とにかく大きな声ではなかなか言い出しにくい「願い」なのです。「世界平和なんて夢のまた夢。絶対に実現することなんてムリ」などとクールに言う人のほうが、世の中をわかっているオトナのように見えたりもして。
だから、平和を実現する手段として、こんなふうに、今すぐにでもできそうな具体的な「一歩」を、さらりを教えてくれる言葉が、とても新鮮に思えたのです。
心に深い場所にしみこんで、消えなくなりました。
イメージ画像世界は、ひとりひとりで構成されていて、ひとりひとりが何かを始めることから、わたし自身が何かを始めることから、すべてが始まる…そんな当り前のことが、大人になるにつれ、見えなくなってしまうような気がします。「世間」とか「社会」とか「国家」とか、世界をそんなマスのイメージでとらえるのではなく、常にひとりひとりの集合体のイメージで考えてみたい…最近、改めてそう思っています。

Vol.1 (2005.9月)
宇野千代さんの言葉
――私たちには、何をやってもうまく行かなくて、今日は本当についていない日だな、と思えるような時があるものです。
そんな時でも、人と会ったら「何だか今日はいい事があるような気がするのよ。とても気分がいいですもの」と私は言ってみます。 ――

作家・宇野千代さん(1897〜1996)の言葉です。
恋多き女性としても知られ、亡くなるまで、作家としても女性としても現役でした。
宇野千代さんは山口県岩国市出身。実は私もふるさとが山口県で、幼いころからとても身近に感じる作家でした。
でも、10代、20代のころは、正直言うとあまり好きにはなれなかったのです。もうすっかりおばあちゃんなのに、若いころの恋愛遍歴について昨日のことのように語ったり、「私、何だか死なない気がするの」と言って微笑む様子に、なんだか違和感のようなものを感じていました。自分のまわりにいるごく普通のお年寄りと比べてしまっていたのかもしれません。
30歳を過ぎたころからでしょうか。生涯、天真爛漫であり続けた宇野千代さんに、最初は半ば呆れ、そのうち半生を語るあけっぴろげな言葉のうらに、恋に走ったためにふるさとを追われ、また情熱的な出会いと同じ数だけの絶望的な別れを自らの力で乗り越えてきた女性の芯の強さが見えてくるような気がしてきたのです。
宇野さんは、どんなアンラッキーも半ば強引にラッキーに変換することで、ずっと前向きに生きてこられたのだと思います。いつも前向きに。言葉にすれば簡単に思えますが、生涯この姿勢を貫くことはどれだけ大変なことかと思います。
イメージ画像しかも、それを宇野さんは表面的にはさらりとこなしているようにしか見えない軽やかさで実行されてきたのですから。
幸運をただ待つのではなく、自らつくりだそうとすること。実際に幸運に変換できるかどうかはまた別の問題なのだと思います。ブルーな気持ちは失敗を引き寄せてしまいます。
今日も一日気持ちよく過ごすためにも、朝出かける前に「何だかいい事がありそう」…おまじないのように唱えてみませんか。

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